科学技術週間に「一日館長」―つくばエキスポセンターで小学生が体験:つくば科学万博記念財団
(2018年4月22日発表)
小学4年生の時に応募した絵を背景に「一日館長」の挨拶をする佐々木優作さん ©つくば科学万博記念財団
新緑が青空に映える科学技術週間の4月22日(日)、つくばエキスポセンター(茨城県つくば市吾妻2-9、館長:中原 徹(なかはら とおる)は、青少年参加事業として阿見町立あさひ小学校5年生の佐々木 優作(ささき ゆうさく)さんを「一日館長」に任命した。
科学技術週間は、「発明の日」である4月18日を含む月曜日から日曜日の1週間で今年は4月16日から22日まで。全国の科学館、博物館、大学、研究機関等で様々なイベントが行われた。
今回、一日館長を務めた佐々木さんは「宇宙の日」記念行事である全国小・中学生作文絵画コンテストにおいて、エキスポセンターに応募し、絵画の部小学生部門で最優秀賞を受賞、全国審査では宇宙航空研究開発機構理事長賞を受賞した。
プラネタリウム番組上映開始前には、約90名の来場者の前で自身の描いた絵画を背景に、「月の裏で地質を調査している様子を描いています。今日は一日館長に任命いただき、大変うれしく思っています。」と挨拶した。絵画には、宇宙開発競争のニュースなどを聞いてその疑問を表現したという。
また、シャボン玉のサイエンスショーではスタッフと一緒に、見学者の前で様々な大きさのシャボン玉を作って見せた。
将来の夢は色々あり、何になりたいか今はまだ決まっていないそう。
エキスポセンターでは、来年も科学技術週間に一日館長を迎える予定としている。