(独)農業生物資源研究所は1月8日、同研究所が平成22年度に行う遺伝子組換え農作物の栽培実験予定を発表した。
遺伝子組換え農作物の栽培実験は、平成20年7月に農林水産省から出された「第1種使用規程承認組換え作物栽培実験指針」により、イネやダイズ、トウモロコシ、トマトなど10種類の作物が認められている。同研究所は、ダイズとトウモロコシについて茨城県の「遺伝子組換え農作物の栽培に係る方針」、つくば市の「遺伝子組換え作物の栽培に係る対応方針」に従い、つくば市(茨城)の同研究所内で平成22年4月から9月にかけ展示栽培するとしている。
栽培するのは、[1]「除草剤耐性ダイズ」と、[2]「害虫抵抗性及び除草剤耐性トウモロコシ」。[1]は同研究所の一般ほ場で6月上旬から9月上旬まで、[2]は同研究所の一般ほ場と通常温室で4月上旬から9月上旬までそれぞれ展示栽培する。
No.2010-1
2010年1月4日~2010年1月10日