(独)国立科学博物館は1月26日、同博物館主催で自然を理解する学習支援活動として毎年行っている「植物画コンクール」の今年度の入選作を発表した。
同コンクールは、今回(平成21年度)で26回を数え、「小学生の部」、「中学生・高校生の部」、「一般の部」の3部門合わせ3,889点の応募があり、その中から「文部科学大臣賞」3点など107点の作品が入選作に選ばれた。
部門別の応募数は、小学生の部が2,403点、中・高生の部が1,254点、一般の部が232点。入選作は、文部科学大臣賞が3点(各部門1点)、国立科学博物館長賞が3点(同)、筑波実験植物園長賞が3点(同)、佳作が32点、準佳作が65点、特別賞が1点の計107点。
文部科学大臣賞には、幸手市立香日向小学校(埼玉)4年生・田村季詩人君の「オウゴチョウ」、静岡県立浜松江之島高校2年生・平出珠理さんの「ジンチョウゲ」、諏訪市(長野)に住む東城初美さんの「カジノキ」の3作品が選ばれた。
入選作品は、つくば市(茨城)の同博物館筑波実験植物園で3月2日から14日まで、同博物館上野本館(東京)で4月27日から5月23日まで、それぞれ展示される。
No.2010-4
2010年1月25日~2010年1月31日