「宇宙下着」など3つの商品に宇宙ブランドを付与:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月16日、同機構が保有する宇宙ブランド「JAXA COSMODE PROJECT」の使用を新たに3つの商品に認めたと発表した。
 このブランドは、宇宙開発の成果を広く社会に還元し、宇宙開発をもっと身近なものにするため、宇宙開発の成果や技術を使った商品・サービスに対し2008年から有償で付与しているもの。
 同機構との共同研究や、同機構が保有する特許をはじめとする知的財産を利用して開発・製作された商品やサービスが付与の対象で、付与された商品・サービスには宇宙ブランドのロゴマークの使用が認められる。
 今回付与した商品は、(株)J-Spaceの「宇宙下着」、(株)ゴールドウインの機能素材、(株)ミウラセンサー研究所の教材用太陽光熱複合発電装置「ソーラーツインザラス」。
 「宇宙下着」は、国際宇宙ステーション(ISS)で宇宙飛行士が着用しているのと同一仕様で作った下着で、100着だけ限定販売される。また、機能素材は、ISS内で宇宙飛行士が着用する被服用の消臭機能と抗菌機能を備えた素材で、それを使ったメンズアンダーウエアが販売される。一方、「ソーラーツインザラス」は、同機構が所有する技術を応用して商品化された太陽電池発電と熱赤外線による発電を同時に行う模型教材で、すでに販売されている。

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