(独)森林総合研究所は9月24日午後3時から盛岡市(岩手)の森林総研東北支所で、「もりゼミ:木質バイオマスの固定価格買取制度と地域林業の振興」を開催する。講師は、駒木貴彰支所長。再生可能エネルギーの全量買取制度がスタートしたが、木質バイオマスを利用する発電は、常に原料の供給が必要とされる。長期の原料供給で地域経済への貢献が期待される一方で、安定供給の可能性や他業種との競合、伐採が進むことによる森林荒廃の心配も考えられるという。このゼミでは、買取制度の紹介とともに、木質バイオマスは、林業の振興、地域経済活性化にどう貢献できるか、森林総研はどのような役割をになっていけばいいのか、考える素材を提供する。参加は無料、定員40人。事前申し込み不要。問い合わせは、同支所(TEL019-641-2150)へ。
No.2012-34
2012年8月20日~2012年8月26日