中央農研がシンポジウム「転換期の水田農業とその展開方法」

 (独)農業・食品産業技術総合研究機構の中央農業総合研究センターは、12月7日正午から北区西ヶ原(東京)の滝野川会館で、シンポジウム「転換期の水田農業とその展開方法」を開催する。就労者の減少と急速な高齢化で水田農業は大きな転換期にあり、今後の水田農業の展望と、経営・技術面での課題を明らかにすることが求められている。シンポジウムでは、多彩な取り組みをしている生産者・生産法人が経営状況と今後の展望についての講演をするほか、農政、経営、技術研究者らが水田農業の将来像とそれに向けた技術開発の課題を議論する。プログラムは、▽転換期の水田農業と技術▽転換期の水田経営の動向―など研究者の講演に続き、五所川原市(青森)、八頭町(鳥取)、龍ヶ崎市(茨城)、飯島町(長野)など各地の大規模営農の進め方や担い手づくりの事例を報告。パネルディスカッション、大規模水田輪作技術やマニュアルの紹介などのポスター発表も行われる。参加無料。参加は申し込みページから。11月26日締め切り。問い合わせは、同センター農業経営領域(TEL029-838-8874)へ。