農業環境研が研究発表会「いのちと暮らしを守る農業環境」開催

 (独)農業環境技術研究所は11月30日、新宿区西新宿(東京)の新宿明治安田生命ホールで研究成果発表会「いのちと暮らしを守る農業環境」を開催する。時間は午後1時10分~同5時15分。この発表会は、同研究所が取り組んでいる研究の成果について一般向けに2年に1度行われるもの。今年の発表会では、東京電力福島第一原子力発電所事故の放射性物質による食の安全にかかわる研究として、▽土壌-植物系での放射性セシウムの挙動とその変動要因▽原発事故から1年半~農地の現状▽カドミウムをほとんど吸収しない水稲の開発、などが発表される。また、▽セイタカアワダチソウを抑えて在来植生に戻す▽歴史地図にみる関東の里山と農村の今昔、など外来雑草や身近な農業環境について発表が行われる。参加は無料。定員300人、先着順。希望者は参加登録ページで事前登録を。問い合わせは、同研究所企画戦略室(TEL029-838-8180)へ。