「常に新しいことに挑戦する」―永田恭介新学長
:筑波大学

永田恭介新学長(提供:筑波大学)

 筑波大学の永田恭介・新学長は4月1日、「国際的に存在感のある大学として積極的に発言し、国際社会に貢献していく」など就任の抱負を「学長メッセージ」として発表した。
 永田学長は、1953年生まれの59歳。東京大学薬学研究科博士課程修了。薬学博士。専門分野は、分子生物学。国立遺伝学研究所助手、東京工業大学助教授を経て、2001年筑波大の教授に。
 昨年からは学長特別補佐を務めた。学長メッセージでは、「本学は総合大学としては他に例を見ない幅広い学問領域を有し、専門分野を深化させながら新たな学際・融合的な教育研究を積極的に開拓してきた」と語り、今後について「激動するグローバル社会においては大学の機能を再構築する必要があり、我々はそのための大学改革を先導する責任を自覚している」と述べた。
 また、筑波大学の目指す方向として「本学は持てる力を結集して、地域と地域社会、国と国民、世界と人類の公益に資する開かれた大学として常に新しいことに挑戦していく」と述べた。さらに、「創造的であり、個性的であり、国際性豊かな知の拠点としてリーダーシップを発揮し、国際的に存在感のある大学として積極的に発信し、国際社会に貢献していく」と、国際社会を視野に据えた大学を強調した。

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