コンクリート構造物の非破壊検査などで共同研究者募集
:国土技術政策総合研究所

 国土交通省の国土技術政策総合研究所は4月1日、コンクリート構造物の内部損傷への非破壊検査技術の適用性などを同研究所と共同で検証する共同研究者を募集すると発表した。
 道路や橋、トンネルなどコンクリート製土木構造物の重大な事故を未然に防ぐため、点検・検査の充実とともに、近接点検の省力化や目視点検困難個所の点検が課題になっている。
 今回の共同研究は、(1)コンクリート構造物の内部損傷の詳細に関する非破壊検査法の性能検証、(2)近接目視困難個所への点検技術や近接目視点検の省力化技術の性能検証、の2テーマで、同研究所が用意する撤去部材や模擬供試体を使って実施する。
 応募の締め切りは、5月7日。応募は、2テーマのどちらか片方でも両方でもよい。共同研究の実施期間は、今年6月(予定)から平成27年3月まで。
 同研究所は、5月13日(月)に応募者へのヒアリングをつくば市(茨城)の同研究所で行う。
 共同研究の研究内容についての問い合わせは、同研究所道路研究部道路構造物管理研究室(TEL029-864-4919 )へ。共同研究の手続きについては、同研究所企画課(TEL029-864-4326)へ。

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