JAXAあきる野実験施設使う実験課題を公募
:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月19日、大学の共同利用施設として開放している同機構あきる野実験施設(東京・あきる野市)を利用して今年度行う実験課題を公募すると発表した。
 同実験施設は、宇宙開発用の液体推進薬や固体推進薬などの研究を行っているが、併せて平成24年度から大学共同利用施設に位置付けられ、初年度の公募では「次世代固体推進薬の研究」など宇宙輸送系の研究を中心に15課題が採用された。
 今回公募するのは、高圧の燃焼実験を伴う化学推進に関する分野の研究テーマで、(1)高圧性能試験設備、(2)高圧水素・酸素ガス供給設備、(3)X線照射設備、(4)固体ロケット、ハイブリッドロケットなどの燃焼試験を行う設備などを使うことができる。
 応募した課題の採否は、あきる野実験施設専門委員会が審査して決める。
 研究期間は、25年7月から26年3月まで。
 申し込みの締め切りは、5月24日午後5時。
 申し込み・問い合わせは、同機構宇宙科学研究所科学推進部大学共同利用課(TEL042-759-8019)へ。

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