(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月17日、平成25年度の「JAXA航空本部公募型研究」の採択研究テーマを発表した。
この公募型研究は、同本部が進めている研究開発に関連する研究テーマを、広く大学や産業界から公募し、その研究をJAXAと共同で行うというもの。
今回は、28件の応募があり、その中から25件が採択された。主な採択研究テーマと研究代表者は、次の通り。
▽小型超音速旅客機の機体・推進系統合設計に関する研究(富士重工業・米田洋部長)▽小型SST(超音速輸送機)の離着陸騒音評価(川崎重工業・葉山賢司基幹職)▽部分負荷性能推算法に基づく環境適合型ターボファンエンジンサイクルの検討(東京大学・姫野武洋准教授)
▽極超音速ターボジェットにおける再熱燃焼器の燃焼特性改善および排気挙動に関する研究(東京大学・津江光洋教授)▽極超音速タ-ボジェットの推進性能改善および環境影響評価(群馬大学・荒木幹也准教授)▽高温高圧環境における固体酸化物形燃料電池の動的発電特性の把握(日本大学・野村浩司教授)
▽将来型VTOL(垂直離着陸)機旅客機のシステム概念および市場性に関する調査・研究(AETアビエーション・鬼頭誠社長)▽ティルトウィングVTOL機の飛行制御に関する研究(防衛大学校・越智徳昌教授)
No.2013-37
2013年9月16日~2013年9月22日