(独)農業環境技術研究所は11月5日午後1時から東京・外神田(千代田区)の秋葉原コンベンションホールで30周年記念公開セミナー「生き物のにぎわいを支える豊かな農業」を開催する。同研究所では、農業活動とそこで保全されている生物多様性の関係に関する研究に取り組んできた。このセミナーでは、こうした研究の具体例を紹介するとともに、成果が今後の農業生産と生物多様性の両立に貢献できる可能性について考える。
主なプログラムは、▽農業・農村と生物多様性のWin-Win の関係(名古屋大学・夏原由博教授)▽農業環境技術研究所における生物多様性研究の歩み(農業環境技術研究所)▽環境保全型農業の効果を計る指標生物(同)▽景観構造と集約的農業が鳥類の豊かさを左右する(同)▽茶草場を介した生物多様性保全と茶生産の両立(同)▽阿蘇の草原と生態系サービス(農研機構 近畿中国四国農業研究センター)▽私たちにとっての生物多様性(環境カウンセラー・岡本明子氏)などの発表が行われる。
参加は無料。事前申し込みが必要で、・名前(フリガナ)・職業(組織・会社名と部署・役職、学校と学年、農業生産者、一般市民など)・住所地の都道府県などを記載してEメールか、FAX(029-838-8251)で開催事務局の同研究所生物多様性研究領域へ。先着順。10月31日締め切り。問い合わせは、同事務局(029-838-8251)へ。
No.2013-37
2013年9月16日~2013年9月22日