高エネルギー加速器研究機構(KEK)は3月末までの予定で、東京・霞が関(千代田区)の文部科学省「情報ひろば」で企画展「加速器科学の過去・現在・未来」を開催している。高エネ研は、粒子加速器を使って宇宙や素粒子、原子核、物質、生命の謎などの解明に向けて1970年代から国内外の研究者に研究の場を提供するとともに、最先端の加速器科学研究を先導している。この展示では、理化学研究所や大阪帝国大学などの加速器建設という戦前・戦後の歩みから、ノーベル賞受賞にも貢献したKEKB加速器など現在までの加速器科学の展開・発展、研究成果などを紹介。進行中のSuperKEKB加速器の建設といったこれからの研究に向けての取り組みなどをパネルや模型で展示している。開館は月曜~金曜の午前10時~午後6時。祝日は休館。問い合わせは、同機構広報室(TEL029-879-6047)へ。
No.2014-2
2014年1月13日~2014年1月19日