森林総研が国際森林デーシンポジウム開催

 (独)森林総合研究所は早稲田大学森林総合研究センターと共同で、3月21日午後1時20分から、東京・戸塚町(新宿区)の早稲田大学小野記念講堂で国際森林デーシンポジウム「森を使い、森を守る」を開催する。世界では森林の減少が続いている。国連では、森に対する意識の向上を目指して毎年3月21日を「国際森林デー」と定めている。このシンポジウムでは、森林や林業に関わる研究者・NPO法人・林業関係の経営者らが、林業経営や森づくり、国産材の活用のための取り組みなどを紹介する。
 プログラムは、「これからの森とのつきあい方」のテーマで沼田正俊林野庁長官が基調講演、▽森と人とのかかわりの今、▽森を使い、森をつくる、▽森を守る、▽森の恵みを賢く使う、などのテーマで研究者らが講演する。また、「森を上手に利用し、守る社会とは」のテーマでパネルディスカッションが行われる。参加は無料。専用窓口(idf2014@ffpri.affrc.go.jp)からの事前登録が必要。問い合わせは、同研究所企画部情報研究科長(TEL029-829-8130)へ。