遺伝子組み換えトウモロコシの栽培実験計画を発表
:畜産草地研究所

 (独)農業・食品産業技術総合研究機構の畜産草地研究所は4月3日、平成26年度に行う遺伝子組み換えトウモロコシの隔離圃場(ほじょう)栽培実験の計画を発表した。
 この栽培実験は、同機構がブイ・シー・シー・ジャパン(株)からの委託で、「除草剤グリホサート耐性トウモロコシ」と呼ばれる遺伝子組み換え品種について、栃木県那須塩原市千本松768にある同研究所那須研究拠点の隔離圃場で行う。
 実験期間は、今年の5月下旬から平成27年3月までの予定で、除草剤「グリホサート」の影響を受けないようにした遺伝子組み換えトウモロコシと、普通の非組み換えトウモロコシを栽培し、その実際の効果を調べようというもの。
 栽培規模は、4.5a(アール、1アールは100㎡)で、5月下旬に種をまく。収穫は、8~9月の予定。その後、土壌微生物の調査、有害物質試験、越冬性の調査などを行い、来年3月に栽培実験を終える計画。
 同機構は、栽培実験に先立ち5月8日午後1時半から、現地の那須研究拠点第2会議室で説明会を開催する。
 同説明会に参加するには、4月30日午後1時までに同研究所那須企画管理室・大柿秀雄室長(TEL0287-37-7003、Eメール:kouryu_nasu@naro.affrc.go.jp)へ申し込む。問い合わせも同室長へ。

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