「地震津波研究部」と「火山研究部」を新設
:気象研究所

 気象庁の気象研究所は4月1日、同日付けでこれまでの「地震火山研究部」を廃止して、「地震津波研究部」と「火山研究部」を新設したと発表した。
 同研究所は、改組の理由として、①より高精度な津波の高さ予測の研究の強化、②昨年5月内閣府が出した「大規模火山対策への提言」を踏まえて大規模火山現象の研究強化を図る、の2点を挙げている。
 具体的には、「地震津波研究部」が新たに「重点研究」として今年度から5カ年かけ「地震活動・地殻変動監視の高度化に関する研究」、「緊急地震速報の予測手法の高度化に関する研究」、「津波の予測手法の高度化に関する研究」、の3課題に取り組む。
 また、「火山研究部」も今年度から同様5カ年かけての「重点研究」として、「地殻変動観測による火山活動評価・予測の高度化に関する研究」と、「大規模噴火時の火山現象の即時把握および予測技術の高度化に関する研究」を推進する。

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