研究員が24年度、25年度の森林利用学会賞を受賞
:森林総合研究所

 (独)森林総合研究所は4月2日、同研究所林業工学研究領域森林路網研究室の鈴木秀典氏が平成25年度森林利用学会賞を受賞、また、同領域の上村巧チーム長が平成24年度の同賞を受賞したと発表した。
 鈴木氏の受賞は,「路網整備におけるネットワーク機能の評価と環境的・土質力学的評価に関する研究」が評価されたもの。路網ネットワークの形成に必要な評価手法を開発、路網整備での土工量や二酸化炭素排出量、路面支持力などを指標とする客観的な評価手法を開発し、今後の路網整備の基盤技術になるものとして評価された。
 上村チーム長は、「伐木造材作業の労働安全性向上に関する研究」が評価された。伐木作業などわが国では他産業に比べて林業労働災害が多い。伐木技術の科学的根拠を得るため実験・数値解析を重ね、伐木技術の安全技術とその指針を明らかにしたことが評価された。

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