(独)国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は6月10日、同センターの生産環境・畜産領域の飛田哲領域長が(公財)日立環境財団と(株)日刊工業新聞社が主催する平成26年度「環境賞」で「環境大臣賞・優秀賞」を共同受賞したと発表した。
この「環境賞」は、環境保全のための調査、研究、開発、実践活動などで優れた成果を挙げたり、成果が期待されたりする個人、グループ、企業に贈られているもので、今回が41回目。
「環境大臣・優秀賞」を共同受賞したのは、飛田領域長、総合地球環境学研究所・田中樹教授、首都大学東京・伊ケ崎健大助教、京都大学大学院地球環境学堂・真常仁志准教授の4氏。アフリカをはじめ世界各地で進んでいる砂漠化への対応策として取り組んでいる「風による土壌侵食の抑制と収量向上を両立させる砂漠化対処技術」の研究が評価された。