(独)森林総合研究所は6月11日、同研究所森林管理研究領域環境計画研究室の高山範理(たかやま・のりまさ)主任研究員が「平成26年度日本造園学会賞」を受賞したと発表した。
受賞対象となったのは、森林環境のストレス低減効果についての研究論文「森林環境のストレス低減効果の解明に関する研究」で、造園分野に関する学問、技術の進歩・発展に貢献した優れた学術論文であると評価された
同氏は、森林浴の心理的なストレス低減効果に関し、国内外の研究成果を整理した上で、今後求められる具体的な環境整備、プログラムのあり方について提言までを行っており、その一連の研究が認められ受賞した。
同氏は、「生活域周辺の自然環境と景観の認知・評価構造との関係に関する研究」で平成17年度の日本造園学会研究奨励賞を受賞している。