中央農研が市民講座「おいしいくだものを食卓へ」

 (独)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の中央農業総合研究センターは10月11日午前9時30分~同10時30分、つくば市(茨城)観音台の「食と農の科学館(つくばリサーチギャラリー)」で市民講座「おいしいくだものを食卓へ!」を開催する。講師は、農研機構果樹研究所の樫村芳記企画管理部長。果物のおいしさは、品種だけでなく、栽培方法や店頭に並ぶまでの取り扱いの仕方などによっても左右される。水分を制御して甘いミカンを作る技術や、収穫後の鮮度低下を抑える技術、甘い果実を選別する技術などが開発されてきた。この講座では、こうしたおいしい果物を消費者に届けるためのいろいろな技術について紹介する。参加は無料。定員は約70人。事前予約は不要。問い合わせは、同研究センター情報広報課(TEL090-2460-0423)へ。