(独)農業環境技術研究所は10月25日午後1時~同5時30分、東京・西神田(千代田区)の「ベルサール神保町」で第25回農業環境シンポジウム「外来牧草を巡る諸問題~侵略的!?、メリット・デメリット、そしてこれから~」を開催する。侵略的な外来種に対し、これまで以上の管理の強化が求められている。一方で、家畜飼料としての外来牧草のように役割をもつものがある。このシンポジウムでは、侵略的外来種対策と外来牧草の環境影響について紹介、外来牧草を利用する畜産業の現状やメリット・デメリットを視野に、管理と利用について方向性を考える。主なプログラムは、▽侵略的外来種対策について-侵略的外来種リスト(仮称)を中心に-(環境省)、▽国立公園における外来牧草の定着と生育環境(農環術)、▽河川における外来牧草の侵入 -河川水辺の国勢調査から-((株)建設環境研究所)、▽日本の畜産業における外来牧草の位置づけ(農林水産省)、▽外来牧草を利用する立場から(神津牧場)、▽日本の在来野草は外来牧草の替りになるか?(宮崎大学)―などの講演に続いて、パネルディスカッションが行われる。参加は無料。事前登録が必要で、10月22日までに、氏名(ふりがな)・連絡先(電話、FAX、メールアドレスなど)、職業(業種・組織名、学年、農業生産者、一般市民など)をEメール(sympo1025@niaes.affrc.go.jp)またはFAX(029-838-8199)で申し込み。問い合わせは、同研究所生物多様性研究領域(TEL029-838-8251)へ。
No.2014-37
2014年9月15日~2014年9月21日