(独)農業環境技術研究所は11月20日、テニュア審査のある「若手育成型任期付研究員」を1人募集すると発表した。任期は、平成27年4月1日から5年間で、任期満了のおよそ1年前までに希望者に対してテニュア審査を行い、合格者は任期を定めないパーマネント研究員として継続採用する。
募集するのは、農薬などの有機化学物質の作物による吸収、体内移行、代謝などについて研究し、有機化学物質による作物汚染リスクの予測と低減技術の開発を行う研究員。
採用時までに博士号を取得していることが応募の条件で、「農業環境における有機化学物質の適正管理技術の開発に貢献する強い意欲のある人を求む」と同研究所。
応募には、①履歴書、②研究業績報告、③主要論文の別刷りまたはコピー(5編以内)、④抱負、⑤紹介先リスト(2人程度)、⑥Eメールアドレスまたは返信用はがきなどの提出が必要。応募書類は封筒に「任期付研究員応募書類在中」と朱書きし、〒305‐8604 茨城県つくば市観音台3‐1‐3 (独)農業環境技術研究所 総務部管理室人事担当あてに送付。応募の締め切りは、12月24日。書類審査の後、平成27年1月中旬から下旬までに面接審査を行い、採用者を決める。
問い合わせは、研究業務の内容に関しては研究統括主幹(TEL029-838-8143)へ。その他は総務管理室人事担当(TEL029-838-8156)へ。