つくば市(茨城)で10月26、27日の2日間、「ハイレベルフォーラムinつくば~イノベーションと都市~」が開かれる。ハイレベルフォーラムは、世界の主要な科学技術都市の研究機関などの幹部が集まる国際会議で、わが国での開催は初めて。茨城県やつくば市、(国)産業技術総合研究所、(国)物質・材料研究機構、筑波大学ほかが参画するハイレベルフォーラム実行委員会が主催する。
26日は、午前9時~同10時50分、同市小野川の産業技術総合研究所つくば西事業所TIA連携棟で開催。「Innovation from Science City(科学技術都市からのイノベーション)」をテーマに、総合科学技術・イノベーション会議議員の原山優子氏が「Innovation:does the location matter? (イノベーション:場の意味合いは?)」のタイトルで、英国科学技術施設会議ビジネス・イノベーション担当執行役員のTin Bestwick氏が「Science,Campus and Innovation(サイエンス、キャンパスとイノベーション)」のタイトルで講演する。ともに英語で講演、同時通訳付き。27日は、午前9時~同10時40分、同市天王台の筑波大学の大学会館で「Innovation and Society(イノベーションと市民社会)」のテーマで、名古屋大学大学院教授でノーベル物理学賞受賞者の天野浩氏が「新材料開発による省エネおよび創エネの挑戦」、筑波大学大学院教授の山海嘉之氏が「革新的サイバニックシステムと社会変革・産業変革」のタイトルで講演する。
参加は無料。申し込みは、「ハイレベルフォーラムinつくば」ホームページから、または往復はがきで。往信用の通信面には①聴講希望日②希望者全員の氏名・フリガナ③希望者全員の年齢・職業④代表者の氏名・住所⑤代表者の電話番号を記入。返信用の宛名面には申込者の郵便番号、住所、氏名を、通信面には何も記入せず、〒305-0821茨城県つくば市春日1-8-3 筑波大学春日プラザ4階 つくばグローバル・イノベーション推進機構ハイレバルフォーラム基調講演担当へ。締め切りは9月11日(当日消印有効)。先着順。問い合わせは、ハイレバルフォーラム実行委員会事務局(TEL029-853-5887)へ。