農環研が第15回有機化学物質研究会を開催

 (国)農業環境技術研究所は11月5日午後1時~同5時40分、つくば市(茨城)竹園の「つくば国際会議場(エポカルつくば)で第15回有機化学物質研究会「農業環境をめぐる有機化学物質研究の昨日・今日・明日―化学物質と環境との調和を目指して―」を開催する。この研究会では、農薬や大気降下物など農業環境をめぐる有機化学物質に関し、これまでの動きや同研究所が取り組んでいる研究課題・展望について紹介、「食の安全」などについて議論を深める。発表では、▽「農業環境技術研究所における有機化学物質研究の足跡」(農環研)▽「農業環境におけるリスク研究の重要性」((一社)日本植物防疫協会)▽「農林水産省が期待する有機化学物質研究 -農薬登録制度の刷新と研究に求めるもの-」(農林水産省)▽「環境省が期待する農薬研究」(環境省)▽「都道府県の農業試験場が期待する有機化学物質研究」(千葉県農林総合研究センター)▽「農薬の作物残留 -問題の変遷から今後の解決法を探る-」(農環研)▽「農薬の水域生態リスク評価の最前線 -シングルストレスからマルチストレスの世界へ-」(同)ほかの講演、総合討論が行われる。参加は無料。案内ページの参加申し込みに記入しEメールまたはFAX(029-838-8199)で申し込み。締め切りは11月2日。これ以降の申し込みは、当日会場で。問い合わせは、同研究所有機化学物質研究領域(TEL029-838-8301)へ。