国土地理院が企画展「火山の国に生きる」を開催

 国土交通省国土地理院は11月29日まで、つくば市(茨城)北郷の同院「地図と測量の科学館」で企画展「火山の国に生きる」を開催している。日本列島は環太平洋火山帯に属し、火山活動が活発な地域で、国内には110の活火山がある。この企画展では、富士山や西之島、桜島など活動が注目されている火山を中心に、火山噴火の歴史や写真、地形模型などで紹介している。主な展示は、▽火山を知る:火山噴火のしくみ・噴火現象と被害など、日本の主な火山活動と災害ほか▽火山災害を語り継ぐ:1707年富士山宝永噴火、1783年天明浅間山噴火、1888年磐梯山噴火、1991年雲仙普賢岳噴火ほか▽最近の火山活動と国土地理院のとりくみ:霧島山噴火(2011年)、御嶽山噴火(2014年)、口永良部島噴火(2015年)ほか▽火山と向き合い火山と生きる:有珠山と洞爺カルデラ、伊豆大島と三宅島、箱根山(大涌谷)ほか▽その他の資料展示:火山基本図、火山防災ハザードマップなど。入場は無料。月曜日休館(休日のときは翌日が休館)、10月24、25日は臨時休館。開館時間は午前9時30分~午後4時30分。問い合わせは、同館(TEL029-864-1872)へ。