12月に「土研新技術ショーケース2015 in 静岡」開催

 (国)土木研究所は12月18日午前10時~午後6時、静岡市葵区の静岡市民文化会館で「土研新技術ショーケース2015 in 静岡」を開催する。この新技術ショーケースは、社会資本の整備・管理に携わる技術者を対象に、土木研究所が獲得した新技術を紹介し、個別の技術相談を行うもの。

 プログラムは、特別講演「静岡県における津波対策の取組 ~浜松市沿岸域における防潮堤整備について~」(杉保聡正静岡県河川砂防局長)、「新型式ダムを可能にしたCSG工法の特徴とその展開」(山口嘉一土研地質研究監)をはさんで土研研究者による▽地盤対策技術:「LiCC工法(低改良率セメントコラム工法)」「砕石とセメントを用いた高強度・低コスト地盤改良技術」ほか▽維持管理・長寿命化技術(道路・共通):「凍結抑制舗装(ゴム粒子入り凍結抑制舗装)」「インバイロワン工法(環境対応型の鋼構造物塗膜除去技術)」ほか▽同(河川・共通):「統合物理探査技術による河川堤防の安全性評価」「ダムの排砂技術」ほかの講演が行われる。講演で紹介の技術や同研究所の新技術についてパネルなどで展示するほか、技術相談コーナーを設ける。特に、午前11時55分~午後1時15分、午後3時15分~同3時30分、午後5時5分~同6時の間は講演者あるいは開発者が技術相談を受ける。参加は無料。申し込みは、案内ページから。問い合わせは、同研究所技術推進本部(TEL029-879-6800)へ。