(国)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月25日、国際宇宙ステーション(ISS)を模したつくば市(茨城)の筑波宇宙センターの実験施設で実験に協力する成人男性8人を選定したと発表した。
実験は、「閉鎖環境適応訓練設備を用いた有人返済環境滞在試験」というもので、8人は宇宙飛行士養成棟閉鎖環境適応訓練設備に2週間滞在し、ISS滞在を模したストレス負荷を受け、さまざまな課題をこなすなどして、ストレスマーカー候補の測定受ける。
国際宇宙ステーションに長期滞在する宇宙飛行士の健康管理に関するさまざま取り組みの中で、精神的・心理的健康状態を評価する手法としては、2週間に1度程度の専門家によるビデオ問診があるだけだった。そこで、より効果的な手法の構築が求められていた。