（国）防災科学技術研究所は1月25日、同研究所兵庫耐震工学研究センター（兵庫・三木市）が大阪市立大学都市防災教育研究センターと包括連携協定を締結したと発表した。
この協定は、相互の連携・協力により、自然災害に対する防災・減災の教育研究を促進して地域密着型の防災・減災拠点の形成、コミュニティ防災力の強化促進などにより、地域の安全・安定に貢献し、さらに、今後起こりうる巨大複合災害に備え、最新の災害研究や情報技術、都市科学を踏まえた新しいコミュニティ防災システムの確立を目指すとしている。
大阪市立大学都市防災教育研究センターは、災害死ゼロの実現をに向けてコミュニティ防災システムづくりに取り組んでいる。また、兵庫耐震工学研究センターは、実大三次元振動破壊実験施設「E-ディフェンス」を使った人の防災・減災の研究・実験を進めている。
