建築研が最新技術情報などの講演会

 (国)建築研究所は平成28年3月4日午前10時30分~午後4時30分、東京・有楽町(千代田区)の「有楽町朝日ホール」で建築研究所講演会を開催する。これは、建築研究所が研究成果などを通して住宅や建築、都市分野の最新情報を一般に提供するのが狙い。今回のテーマは、「第3期中期計画期間(平成23~27年度)の成果から」。参加は無料。事前登録は不要で、入場は先着順。主なプログラムは、同研究所の坂本雄三理事長による特別講演のほか、建築研究所研究員による▽「住宅・建築の省エネルギー性能評価手法の高度化―省エネ基準の技術的根拠に向けた研究―」(環境研究グループ)▽「高齢者の居場所づくりに関する研究」(住宅・都市研究グループ)▽「東日本大震災での教訓を活かした耐震設計法に関する研究成果―庁舎・避難施設等の地震後の継続使用性確保に資する耐震性能設計・評価手法の構築―」(構造研究グループ)▽「建築材料・部材の物理的耐用年数と資源循環性に関する評価技術の開発」(材料研究グループ)▽「中層・大規模木造建築物の普及に資する設計・評価法の開発」(構造研究グループ)▽「グリーンビルディングの火災安全に関する研究」(防火研究グループ)などの講演が行われる。問い合わせは、同研究所企画調査課(TEL029-879-0640・0638)へ。