伊豆大島の火山図を刊行:国土地理院

 国土交通省国土地理院は3月1日、伊豆大島(東京)全域を2面に分けて表した1万分の1火山基本図「伊豆大島I」、「伊豆大島II」を刊行した。
 火山基本図は、標高5mごとに等高線を記した精密な大縮尺地図。火口やその周辺の地形、建物、道路、公共施設、土地利用などを詳細に表現している。
 伊豆大島の火山基本図は、昭和57年に刊行した山頂部を対象にする5千分の1「伊豆大島I、II」があるが、今回刊行した1万分の1の火山基本図は、伊豆大島北部を「伊豆大島I」、南部を「伊豆大島II」として作成し、伊豆大島全域をカバーしている。昭和61年の噴火に伴う火口やその周辺の地形の変化なども見られる。
 一部590円(税込み)で、全国の主な書店や日本地図センターで販売している。

 詳しくはこちら