18ヶ国からの研修生25人に「修士号」の学位を授与:建築研究所

 (独)建築研究所は、毎年、開発途上の地震国から若い研究者や技術者を招き、地震学・地震工学に関する「国際地震工学通年研修」を実施しているが9月18日、昨年10月から学んでいた18ヶ国からの研修生25人に「修士号」の学位を授与したと発表した。
 今回の研修では、従来の「地震学コース」、「地震工学コース」に加え、2004年のスマトラ沖地震で甚大な津波災害が発生したことから新たに「津波防災コース」を設けた。
 1年間にわたるこの国際地震工学通年研修は、同研究所が国際協力機構(JICA)と協力して行っているもので、今回が47回目にあたる。これまでに受け入れた研修生は1300人を越え、国の数は95ヶ国に達する。

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