(独)農業・食品産業技術総合研究機構は11月21日、同機構の中央農業総合研究センター(つくば市)が開発中の「田植えロボット」が、経済産業省、(社)日本機械工業連合会など主催の「『今年のロボット』」大賞2008」で「優秀賞」を受賞したと発表した。
「今年のロボット」大賞は、その年活躍し、将来商品として市場を創出する期待の高いロボットや部品、ソフトウエアを表彰する制度で、2006年から毎年贈られている。
「今年のロボット」大賞2008の「優秀賞」に決まった田植えロボットは、自分の位置をGPS(全地球測位システム)で、傾きや進行方向を姿勢センサーで、それぞれ計測し、コンピューターで操舵や車速、苗を植え付ける位置などの制御を行って自動で田植えを行うことを目指している。
「今年のロボット」大賞2008には、65件の応募があり、「田植えロボット」など8件が優秀賞を受賞、その中から12月18日に「大賞」が発表される。
No.2008-45
2008年11月17日~2008年11月23日