半世紀迎える「国際地震工学通年研修」が今年もスタート:建築研究所

 (独)建築研究所は10月1日、14ヵ国から23人の研修生が参加する「第50回国際地震工学通年研修」を10月2日から開始すると発表した。
 この国際地震工学通年研修は、(独)国際協力機構(JICA)などと協力して、開発途上にある地震国の若い研究者や技術者に対し地震学・地震工学・津波に関する研修を1年間にわたって行うもの。第1回の研修が1960年に東京大学で行われてから半世紀を迎え、これまでに96ヵ国、1,404人がこの研修を修了している。
 今年9月には、南太平洋の島国サモアの沖とインドネシアのスマトラ島沖で、それぞれマグニチュード(M)7.6~8.0の大地震が相次いで発生しているが、今回の研修には南太平洋地域からもインドネシア、フィジー、フィリピン、ペルーが参加している。

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